靴教室のブログ

靴作り初心者の方でも楽しく学べる靴教室の日々の記録です。
生徒さんたちが靴を作るまでの過程をご紹介しています。
一緒に靴作りの楽しさを味わいましょう。


デザインテープを貼って靴のデザインを描きます

2020/06/12

昨日の続きとなりますが初日はセロハンテープ貼りでほぼ終わります。
セロハンテープを貼った後もやっぱりテープ貼りが続きます。
言葉には出しませんが、生徒さんは「またか」というお顔をされます。
いつも、頑張ってと心で呟いております。

どんなデザインにしようか悩みますね
どんなデザインにしようか悩みますね

このテープは靴のデザインを書くためのものでして、貼った後に上の写真の様に具体的に線を落としていきます。
やっと靴作ってるという実感が湧くのかもしれません。

テープの面積が命ですので破らずに剥がします

デザインが決まりましたらそっとテープを剥がして紙に貼ります。
ちょっと線を修正しましてパターンを展開していきます。
展開時に雲型定規を使って綺麗なラインを清書していきます。
この雲型が慣れるまで大変、カーブを合わすために定規をぐるぐる回す作業が延々と続きます。

デザイン違いますがこんな感じてパターンを書いていきます
デザイン違いますがこんな感じてパターンを書いていきます

パターンが決まりましたら紙で確認をしていきます。

これまた別のデザインですが紙で確認します
これまた別のデザインですが紙で確認します

紙で確認しましたら実際に型紙を作っていきます。
まだ、革はさわれません。

こちらは本番用ですがこんな感じで型紙を作ります
こちらは本番用ですがこんな感じで型紙を作ります

型紙が出来たら仮履きの革を切っていきます。
長い工程でしたがここまで約4~5回です。
この作業は、生徒さんのテンションが上がっている様子がひしひしと伝わります。

ツートンの仮履きになります
ツートンの仮履きになります

ちなみにですが確認用ですので色の指定は出来ません。
革が切れて俄然やる気が出てきます。