昨日の続きとなりますが初日はセロハンテープ貼りでほぼ終わります。
セロハンテープを貼った後もやっぱりテープ貼りが続きます。
言葉には出しませんが、生徒さんは「またか」というお顔をされます。
いつも、頑張ってと心で呟いております。

このテープは靴のデザインを書くためのものでして、貼った後に上の写真の様に具体的に線を落としていきます。
やっと靴作ってるという実感が湧くのかもしれません。

デザインが決まりましたらそっとテープを剥がして紙に貼ります。
ちょっと線を修正しましてパターンを展開していきます。
展開時に雲型定規を使って綺麗なラインを清書していきます。
この雲型が慣れるまで大変、カーブを合わすために定規をぐるぐる回す作業が延々と続きます。

パターンが決まりましたら紙で確認をしていきます。

紙で確認しましたら実際に型紙を作っていきます。
まだ、革はさわれません。

型紙が出来たら仮履きの革を切っていきます。
長い工程でしたがここまで約4~5回です。
この作業は、生徒さんのテンションが上がっている様子がひしひしと伝わります。

ちなみにですが確認用ですので色の指定は出来ません。
革が切れて俄然やる気が出てきます。