靴教室で人気のホールカットシューズです。
それはアッパーを縫い合わせるのではなく一枚の革で仕上げていく作業です。
ホールカットシューズは釣り込みが難関です
なので、ホールカット作りたいですとおっしゃる生徒さんには、「釣り込み頑張って」と心の中でエールを送っております。
特に作りたい靴を作ろうの基本スタンスなので、できませんとは言いませんが難しいですよとは伝えております。
それでは釣り込み一本勝負に勝利したSさんの靴をご覧ください!
木型に沿わせる釣り込み作業のポイント
そして凹凸のある木型に形を合わせていくので、どんな革を使うのか革をどの方向に引けば良いのか等、色々と調整が必要な靴となります。
コバも攻めて2mmと攻めました
今回は形もさることながら、靴のコバ出しの縫い幅も攻めています。
ちなみに今回は2mmと攻めました。
気の遠くなる出し縫い作業を黙々と、刺す位置がブレないように丁寧に確認して縫ってくださっています。
ちなみに普段お勧めしている幅は6mmなのでその数3倍です!
集中力切らさないで本当に頑張っていました。
今回もハンドソーンウェルテッド製法で底付け
ハンドソーンウェルテッド製法も慣れてきました。
しっかりと縫い上げました!
ホールカットシューズ完成おめでとうございます!
しっかり釣り込まれたホールカットシューズが完成しました。
完成おめでとうございます!