日曜靴教室のIさんの靴作りも終盤です。
ご自身で作った靴でどうしても出かけたい予定があるそうで、間に合うように急ピッチで作業しています。
残り2コマで果たして完成できますでしょうか?
底付け作業も急ピッチです
残りの作業は、底材をつけて、削って、磨いて、色を塗る作業です。
底付けの作業は言葉で表すと単純なようですが思いのほか時間のかかる作業です。
さらに踵の高さ合わせなど、難しい工程もあります。
また、薬剤や接着剤を塗ってすぐに付けることはできません。
この「乾き待ち」の時間がなんとももどかしいです。
グラインダー作業で整えます
靴底が付いたら、今度ははみ出ている革をグラインダーで整えていきます。
その後にポイントは踵の革が地面と垂直になるように削っていきます。
ホールカットシューズの釣り込みは大変です
ホールカットで釣り込み作業は難易度の高い靴でしたが美しく仕上がっています。
特に硬く張りがある革は皺を取るのが難しい。
何度かチャレンジしながらコツを掴んでもらいます。
初めての靴作りは工程も多く覚えるのは難しい
靴作りの工程はとても多く細かいです。
特に一度体験しないと分からない部分ばかりです。
最後に靴に携わる人には是非一度靴を作って欲しいです。
特に夢中になるとアッパーの存在を忘れてしまい 、グラインダーでガリッと削ってしまうこともあります。
テープで養生しています。
さらにコバも磨き色を塗って、いよいよ木型を取り出す瞬間です。
木型を外すにはコツがいります。
少々戸惑いましたが無事に抜けました。
さあ!角度を変えてみてみましょう。
非常に上品な靴となりました。
ご予定前に無事完成です。
ホールカットシューズの完成おめでとうございます!
靴作り初めてのホールカットシューズですが完成いたしました。
完成おめでとうございます。