靴教室に通い始めたMさんが、ついに記念すべき「初めての自作靴」を完成させました!
初めての靴作りでは、基本を覚えるだけでも大変なものです。
しかし、Mさんは難しい技法にも果敢にチャレンジ。
一工程ずつ丁寧に、そして一切の妥協なく仕上げられた一足の魅力をご紹介!!

パイピング、飾り穴の丁寧な手仕事が、靴に魂を吹き込む
「初めてだらけの作業」の連続だったはずですが、完成した靴からは生徒さんの「一歩も引かない丁寧さ」が伝わってきます。
一発勝負のプレッシャーに打ち勝ち、難しいミシンや型紙作りに挑戦したこの経験は、これからの靴作りにおいて大きな自信になるはずです。
失敗が許されない「一回勝負」の緊張感を乗り越えて
革靴作りは、他のクラフト以上に「一回勝負」の場面が多く存在します。
なぜなら、一度穴を開けたり、刃を入れたりすると後戻りができないため、常に高い集中力が求められます。
Mさんが特に力を入れたのが、ミシンの正確さが求められる「パイピング(縁取り)」の工程です。
厚みの異なる革を等間隔で縫い合わせる作業は、ベテランでも緊張するもの。
しかし、持ち前の丁寧さで見事にクリア!
既製品のような美しいエッジラインを実現されました。
型紙の精度が問われる「飾り穴(パーフォレーション)」
デザインのアクセントとなっているのが、アッパーに施された飾り穴です。
この穴を美しく配置するためには、土台となる「型紙」の正確さが欠かせません。
「初めてだから」と妥協することなく、ミリ単位で型紙を調整しました。
一つひとつ手作業で穴を開けていく作業、その正確な仕事ぶりが、靴全体に高級感を与えています。
左右で色を変える、遊び心溢れる配色デザイン
今回の作品のもう一つの見どころは、「パーツの左右で色を変える」という独創的なカラーリングです。
使用した革は美しいシボと手触り良い素敵なConceria 800社の革。
初めての制作では無難な色を選びがちですが、Mさんは自分の感性を信じてチャレンジされました。
複数の色を使う時はバランスを崩さずにまとめ上げるのは至難の業です。
しかし、細部を丁寧に仕上げているからこそ、個性的でありながらまとまりのあるデザインとなりました。








サドルシューズ完成おめでとうございます!
完成した際の嬉しそうに靴を持つ表情が印象的でした。
手に持った時の重みは、努力の証ですね。
自分で作った靴で歩く喜び」を、ぜひ存分に味わってください!
本当にお疲れ様でした!