前回はフルグローブシューズを作った靴磨きが趣味のTさんです。
今回はTさんが完成させた赤と黒のサドルシューズが取り上げられています。
靴磨きが趣味のTさん
Tさんは靴磨きが趣味で、多くの道具を持ち毎回異なる工法に挑戦しています。
今回のシューズではノルウィージャン製法で底付けし、飾り穴やピンキング、ヒール・底の色つけ、飾り釘のデザインなど、多くの装飾が施されています。
靴紐も赤と黒の革紐を使用し、オシャレな仕上がりとなっています。
飾り穴とピンキングを入れたサドルシューズ
サドルシューズは20世紀初頭にアメリカで生まれたクラシックなデザインの靴です。
特徴はつま先とかかとの部分が異なる色で作られており、中間部分に「サドル」と呼ばれる革の部分が配置されていることです。
Tさんのサドルシューズは飾り穴とピンキングを施しました。
赤と黒のアッパー
赤いレザーの選定も絶妙で派手すぎず落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
靴底も赤で統一されており、階段を登るたびに周囲の人々が目を引くことでしょう。
また、飾り釘のデザインにも手間がかけられており細部までこだわり抜いた一足です。
靴磨きの技が光ります
Tさんは靴磨きが趣味で豊富な道具を持ってます。
さらに紳士靴も詳しくその知識と技術が存分に活かされています。
特にコバの色も赤く染めてボトムステインも赤色を入れました。
また、飾り釘のデザインにも手間がかけられており細部までこだわり抜いた一足です。
ノルウィージャンウェルト製法で底付けに挑戦しました
ノルウィージャンウェルト製法は高い耐久性と防水性を兼ね備えた靴の製法の一つです。
この製法は特にアウトドア用の靴や寒冷地での使用を想定した靴に用いられます。
今回はノルウィージャンウェルト製法で底付けをしました。
特に掬い縫いのチェーンステッチは頑張って縫い上げました。
サドルシューズの完成おめでとうございます!
靴磨きの技が光るサドルシューズが完成しました。
完成おめでとうございます。