はい!シンプルにめちゃ可愛いです。小技を駆使したこちらの一足。
生徒さんはなぜこんなにもセンス良い靴を作ってくれるのでしょう。

コロンと丸みを帯びたつま先に赤と青の革の切り替え。おまけにぐるっと巻いた青い革のパイピング。履き口とベロにはピンキングを施しました。
凝ったデザインは、ご想像の通り下準備が必要なものばかり。今回もパイピングの処理やピンキング、縫いの順番など確認事項が盛り沢山。
順序を間違えると縫えない〜となることもありますので、作業中は慎重に絵を描いて作業内容の確認をしながら進めていきました。お伝えするこちらも緊張しますが、作業する本人はさらに大変だっただろうなと。。



その甲斐ありまして、だんだんと靴らしくなってきますとやっぱり可愛いんです。ピンキングされた部品が組み上がると「あらぁ〜素敵」と感嘆の声上がりましたもの。
苦労が帳消しになる瞬間ですね♪

今回、靴底も赤でまとめて見ました。今では手に入らないビブラムの3mmソール。いい靴の一部になってよかったなぁと私もしみじみ。

完成、おめでとうございます。