ノルウィージャンウェルト製法にチャレンジした渾身のワークブーツが完成しました。
一足目はサドルシューズを作ったHさんの作品です。
ノルウィージャンウェルト製法にチャレンジしました
ウェルトの手縫いのチェーンステッチが特徴的なノルウィージャンウェルト製法です。
その美しい曲線や、均一なチェーンステッチはまさに職人の手仕事が生み出す芸術作品と言えるでしょう。
ノルウィージャンウェルトの手縫いのは、機械縫いとは異なる独特の立体感と柔らかさを持っています。
特に手縫いのウェルトは靴に深みと温もりを与え、まさに一点ものの価値を生み出します。
しかし、その工程は非常に繊細で手間がかかり、多くの靴教室の生徒さんを悩ませます。
ノルウィージャンウェルト製法のチェーンステッチ
ノルウィージャンウェルト製法の掬い縫いのチェーンステッチは糸を4本使っての縫い付けます。
そのため、どの糸をどっちに縫っていいか迷いながら進めました。
大きなミスもなく縫い切り、順調に作業を進めていただきました。
底付けはウェッジソールで仕上げました
最後の底付けは、ソールのカーブを削り出すのが難しいウェッジソールです。
特に削り出しもちょっと苦戦しましたが、あっさりと完了しました。
さらに2足目は技術的に難しい作業をこれでもかと取り入れてます。
そして、苦戦しながらしっかりと仕上げてまとめました。
アウトソールはビブラム社のスポンジソール
底材にはビブラム社のスポンジソールを選びました。
そのため靴がかなり軽くなり歩きやすくなりました。
グリップもしっかりありますので安心して歩くことができそうです。
ワークブーツの完成おめでとうございます!
ノルウィージャンウェルト製法の渾身のワークブーツです。
完成おめでとうございます!