初めての靴作りは難易度高めの編み上げブーツのワークブーツにチャレンジ!
Hさん、遂に完成しました。
初めての靴作りはワークブーツにチャレンジ
作りたいデザイン×ご自身の足に合わせた木型からできたこちらの靴。
くるぶしより長い丈の靴は型紙展開がちょっと難しくなります。
紙で形を作って確認し修正して型紙を作っていきました。
市販の靴を参考に型紙を起こしていますが、シンプルな形なのに色々と考えられているなぁと毎回感動してしまします。
ワークブーツと言えばハンドソーンウェルテット製法
そこ付けもハンドソーンウェルテット製法で完成させました。
今回は縁に膨らみのあるストームウェルトを使用しました。
膨らんだ部分で、糸の引きが甘いところもある程度隠れます。
手縫いは戸惑うことも多いですが、数回すれば針の刺し方、糸の引き方もご自身で工夫することができますので数回縫うことをお勧めします!
初めての靴作りは戸惑いの連続
ワークブーツは工程も多く時間も掛かります。
いつも黙々と作業されるHさん。
一つ一つの靴作りの作業もしっかり丁寧にされている姿が印象的でした。
次回の靴も楽しみです。
イタリアの伝統的なタンニン鞣し革、オットチェント社のバケッタオットチェント (Vacchetta800)を使用
オイルをたっぷり含んだイタリアの伝統的なタンニン鞣し革、オットチェント社のバケッタオットチェント (Vacchetta800)を使用しました。
履くたびに経年変化が楽しめるブーツになりました。
長く履ける素敵な編み上げワークブーツに仕上がりました。
編み上げブーツのワークブーツの完成おめでとうございます
Hさんの雰囲気やお召し物にジャストフィット。
足にもベストフィット。
完成おめでとうございます。
作り手ポイント!
型紙は作って組み立てて何度か修正が必要なものと考えていただいた方が良いです。
一回で完成というのはレアケース。
デザインを迷ったら仮で進めておいて、紙で立体になった時に細部を修正するのが良いかもしれません。