色気のある形のチャッカブーツできました。
製作中から棚の上でオーラ出していましたこちら。
ナチュラルなコバで仕上げたところもまた素敵。
所作の美しいTさんの雰囲気に素晴らしくマッチしております。
作り手さんのキャラ出ますよね。
二足目はハンドソーンウェルテッド製法に挑戦しました
二足目ともなると次の工程のイメージがつきやすいです。
そうするとこっちは全力出してこっちは8割くらいでといい意味で力の抜けどころがわかってくると思います。
なのでアッパ作成から釣り込みまでは比較的スムーズに進められた気がします。
セメンテッド製法とは全く違う中底加工、掬い・だし縫用の糸作り、本底の加工などなど新たな工程もご経験されました。
中底加工の細かい作業は丁寧にこなしました
中底加工から細かい作業を時間を掛けて取り組みました。
初めての作業ですのでこちらはじっくりと丁寧にこなしました。
やはり掬い縫いのウェルト付けをすると、指の力加減がわからずにご苦労されておりました。
出し縫いの作業に悪戦苦闘
溝の中心にめがけて針を刺していきます。
狙った位置に針が来てくれると本当に嬉しい。
それが数目も続くと喜びは計り知れなく。
少しずれると少々落ち込み、ベストな角度はどれだろうとまた刺していくの繰り返しの作業となります。
これが自分自身との対話のような作業ですので、黙々系の作業がお好きな方は一度お試しくださいませ。
アッパーはイタリアのゾンタ社のボックスカーフを使用
えんじ色の素敵なアッパーはゾンタ社のオールドイングランドを使用しました。
ボックスカーフのキメの細かなシボがとても綺麗です。
チャッカブーツを見事に縫い切りました。
チャッカブーツの完成おめでとうございます!
想像していた工程よりも作業はご苦労されたと思います。
なんとか頑張り抜きました。
完成おめでとうございます!