足のサイズが21センチのIさんのウェッジソールサンダルが完成しました。
なかなか好みの靴が見つからないとの事で「ないならば作ろう」と教室に通ってくださっています。
1足目はグリッダーがおしゃれなオープントゥのパンプスを作りました。
1足目と同様にアイデアが詰まったスエードが美しいウエッジサンダルです。
湧き出るアイデアを形にしました
今回は仮履きでいろいろと実験をしました!
釣り込み、出来上がりの形、足のフィット感などの要素を組み合わせまして、今回の形を決めていきましたよ。
しかし、中々思うようにはいきませんでした。
特に優先順位はどちらかを話し合いながら進めました。
この作業で、Iさんが何に重きをいて今回作っていくかが明確になったので大変良かったと思います。
また、迷っている部分は実際に仮履きの形を切ってみたり、他の生徒さんのご意見をもらったり、作りながら修正を加えるなど本人のご意向を存分に詰め込んだ一足となりました。
ヒールはコルクシートを巻きました
コルクのヒールがとてもオシャレです。
そして、銀のパイピングとスエードとの組み合わせの相性も良さそうです。
難関のウェッジソールを綺麗に仕上げました
ウエッジソールは思ったよりも難儀な作業で、一枚の板から張り合わせて削っていきます。
低いヒールはそこまで気を使いませんが、高くなると底面の安定も確保しながら横の美しさも考えながら削らないといけなくなります。
しかし、あっという間に削れてしまうので失敗がきかない気の抜けない作業です。
左右をできだけ合わせるのが大変だったかと思います。
赤いビブラムソールが光ります
中敷の赤とソールの赤が眩しく光ります。
さらに、フカフカ仕様の中敷でクッション性があって足も喜んでますね。
ウェッジソールサンダルの完成おめでとうございます
沢山の作戦会議を何度も重ねてできた一足ですね。
さらに私もすごく楽しくお手伝いできました。
完成おめでとうございます。