デザインの要素満載のリボンパンプスが完成しました。
多趣味で習い事やお稽古されているSさんが初めての靴作りで作った一足。
履き口に飾り穴にチラリと見える黄色のビーディングテープ
履き口に飾り穴を開けてそこからチラリと黄色が見えるようにビーディングテープ貼っております。
飾り穴は気にならなければエイやで開けることもできますが、穴の幅、カーブや部品の重なりで綺麗に収まるようにと収まりを考え始めると迷宮に入ってしまいます。
そして「これ間違って開けたらもう終わり?」という想いがよぎりなかなか開けられなくなる場合もございます。
でも大丈夫です。
マスキングテープで塞いで開けることできます。
仮履きで開けてもらうとどれくらいが好みかの感覚ができますのでそちらでしっかりと確認しながらやっていきます。
木馬のリボンは付け替え可能
さらにこちらのパンプスはなんと!
このリボンが付けたいと木馬のリボンを購入したSさん。
リボンを付け替えることができます。
黄色×グリーンのリボンはより華やかに。
グリーンのリボンは落ち着いた感じに雰囲気も変えられます。
足の形とデザインの落とし込みに苦戦
内と外のバランスを考えてデザインを落とし込むとどうしても飾り穴の位置のバランスが悪くなり調整しました。
デザイン画では出来てもいざ靴にしようとすると思わぬ落とし穴がありました。
これは習い事やお稽古などの趣味の靴作りではなくなってます。
靴底は本革でオールソール仕上げです
靴底はパンプスで初の本革で仕上げました。
ヤスリ&仕上げ磨き頑張りました。
ボトムステインを入れて上品にピカピカに光らせました。
Sさんも甲のパーツと羽根の重なり部分の穴あけを頑張っておりました。
そして綺麗に繋げてくださいました。
リボンパンプスの完成おめでとうございます
朝礼で靴を作っている事をスピーチするそうです。
素敵なリボンパンプスに皆さん驚かれるでしょう!
完成おめでとうございます。