さて、これまでいろいろと作ってきたMさんのオックスフォードシューズが完成しました。
今まではパンプスやローファなど、スリッポンタイプの靴でしたが初の紐のある靴にチャレンジいたしました。

特にころんとしたつま先が可愛らしく内羽根なのでフォーマルな印象です。
さらにスカートにもパンツスタイルにも合う1足ですね。

靴作りのポイントを掴んできました

靴を何足か作るとどこを綺麗に仕上げると次の作業がしやすいか、ポイントがなんとなくでもわかってきます。
Mさんも良い感じで作業を仕上げて、次の行程に繋げていらっしゃいました。

ヒールはセメント製法で仕上げました

ちなみにヒールのある靴はセメント製法で底付けを仕上げです。
作業の終盤部分は完成の見栄えに直結します。
困ったことにやり直しの効かない一回勝負の工程が多いです。

底付けは気の抜けない作業が続きます

そのため地味な作業を丁寧にすることが求められます。
特に接着剤を綺麗に塗れるようにヤスリ掛けを行ったり、部品を貼り付けるための位置決めをズレなく行うをなど、ささっとできそうなところも手を抜けません！

底付けをうまく仕上がりました

Mさんは今回も綺麗に貼れるとこちらも嬉しくなります。
とても美しく仕上がったのではないでしょうか。

最後に紐靴はあまり馴染みがないとこ事ですが、この靴をきっかけに紐靴も履いてくださると良いなと思います！

オックスフォードシューズの完成おめでとうございます

底付け周りが美しい素敵なヒールのオックスフォードシューズです。
完成おめでとうございます。