Iさんのストレートチップのストレートチップのオックスフォードシューズの完成です。
目付コテにチャレンジ
紳士靴は仕上がりに向かう途中でさまざまな工程があります。
今回はコバにコテをきちんとれてみよう!とのことで一目ずつ目付けコテをつけていきました。
コテあっためる→コテ当てる→コテあっためるを延々とくりかえし仕上げました。
糸目に沿って入る線がぐっっと靴の輪郭を際立たせております。
変則のオックスフォードシューズ
履き口にデザイン線が入る変則のオックスフォードシューズになりました。
飾り穴を入れてイギリスの紳士靴のドレスシューズになりました。
アッパーにはイギリスの美しいスエードレザー
アッパーはチャールズ・F・ステッド社(CHARLES・F・STEAD)のスーパーバックを使いました。
ストレートチップのオックスフォードシューズですとゴリゴリのフォーマルさが出ますが、素材をスエードにすることでカジュアルな雰囲気となっております。
今回もハンドソーンウェルテッドにチャレンジ
前回に続き今回もハンドソーンウェルテッド製法にチャレンジです。
手も慣れてきてマイ包丁をいつも研いで持ってきて上達が楽しみです。
コテ作業も頭が下がりますが、履き口や羽根のカーブに沿って入る飾り穴も見逃せない作業です。
パーツの重なり部分の穴が美しく繋がる様に穴の位置を調整してもらっております。
型紙の段階で作り込んでいきますので、集中力も半端なく必要となります。慣れてくると打った瞬間「うまくいった」や「あああ〜ちょっとズレてるぅ」と分かります。作業した方あるあるですね。
オックスフォードシューズの完成おめでとうございます
一足に色々と盛り込むのも楽しいですが、少しずつ技を折り込んでいくのもまた楽しいですよ。
完成おめでとうございます。