Yさまの2足目。今回はツヤッツヤの黒×ビビッドなピンクの革でローファーです。
パッと目を引く色の組み合わせ。切り出す前の革の時は「なかなかのピンク。。」と思いますが、靴のパーツとなって組み入れるとこれが合うんです。
むしろええ感じ。
表面に光沢のある革はミシンかけが難しくなります。
ツルツルの面ゆえに革送りがうまくいかなかったり、針が滑ったりします。
革それぞれの特徴がありますので、都度注意点を確認して縫っていきます。
革が何枚も重なる部分は滑るし、厚くて縫いにくいし、端をせめて縫わないといけないなど、注意点満載です。それゆえ緊張感が半端ないです。
そんな山場を越えまして、綺麗に仕上がりました、こちらのローファー。
歩いても、脱いでも存在感を放ちます。
Yさん、色チョイスが秀逸です。
完成おめでとうございます。