踵の艶ピカ光選手権があれば間違いなく優勝の靴できました。
Fさんの完成度の高い完璧なローファーです。
コバの仕上げにこだわり
今回はコバ&踵の艶出しに大変拘りました。
グラインダー→3種類の紙やすりかけ→水コテ→コバインク→ロウ→仕上げ磨き
上記の工程を3ヶ月ほどかけて仕上げております。
想像してみてください。
Fさん曰く「磨くうちに表面が整って綺麗になっていくと、なんだかハマります」とのこと。
黙々作業がお好きな方にはたまらない一足。
一コマをひたすらに紙やすりを行う姿を。
どんだけ気合入っているのかがお分かりでしょう。
アッパーはイルチア社 (ILCEA)のボックスカーフを使用しました
アッパーはイルチア社 (ILCEA)のセタニュールを使用しました。
カーフの中でも最高峰と呼ばれるボックスカーフと呼ばれる革です。
アッパーが艶のある革を使ってみたい方にはピッタリの革。
靴のパターンも完璧に近いくらい美しいデザインです
ローファーのパターンは難しいです。
特にボックスカーフのようなハリと艶のある革を使うと革の伸びでの誤魔化しが効きません。
線をきれいに1mmに拘って引かれた靴のパターンです。
丁寧に一目一目縫われたミシンも美しい
裁断はもちろん大事なのですが、ミシンまでの準備がしっかりできていました。
綺麗にミシンが縫えて完成度の高い仕上がりになりました。
私の写真技術が追いついておりませんが、非常に艶やかなコバとなっております。
ローファーの完成おめでとうございます!
とても完成度の高い綺麗な仕上がりとなりました。
完成おめでとうございます。