靴を作る時の楽しみとして「細部を自分用にカスタムできる。」というのも一つあると思います。
Mさんは参考の靴をベースに履き口や踵の部品をご自身でデザインしました。
飾り穴がワンポイントに光ります
踵の部品にも同じく飾り穴を開けていて、こちらはシンプルに何も仕込まず下に重なるブルーを見せています。
また、飾り穴の色一つでも大部感じが違うものですね。
アッパーは明るいテンペスティ社のマイネを選びました
アッパーはイタリアのテンペスティ社 (Tempesti)のマイネ (Maine)を選びました。
タンニン鞣しでは珍しい明るい色の革です。
特に面白い羽根のデザインにピッタリです。
銀色の玉出しテープがキラリと光ります
履き口と踵の部品に飾り穴を開けていて、その穴の裏に銀色のテープを仕込んでおります。
特にテープがいい仕事します。
光が当たると反射しますのでキラっと光るのです!
深めの濃茶のコバとブルーの丸い羽根のアッパーの組み合わせ
靴の横顔とも言える、そこ周りはパーツによって雰囲気も変わります。
生成り、黒、濃茶とありますので靴の革の色と組み合わせる様々な表情が出ます。
今回は靴の縁に合わせて、コバも濃茶に着色をしました。
濃いブルーに合わせて暗めの色味がマッチしますね。
ダービーシューズの完成おめでとうございます
正面、横、踵部といろんな表情のある素敵な靴が完成しました。
完成おめでとうございます。