夏を履いて出かけたくなるレザーサンダルが完成いたしました。
型紙がとても緻密なNさん。
紙の上にご自身の足の形を書いたところから、つま先や踵の形、アッパーの革の付け位置、ベルトの太さなど一つ一つ決めていきました。
サンプル作成から細かなこだわりが光ります
甲の高い方はこのタイプのサンダルなかなか合わないと良くお聞きします。
サンプルを履いてはベルト長さと位置、縫い方を確認するなど本番で困らないために色々と調整に調整を重ねた一足です。
縫い目を隠してスッキリさせました
縫い目を外に出したくないとのご希望を踏まえた結果、中底とアッパーの革を内側で縫い付けることにしました。
つま先に向かうに連れて徐々にスペースがなくなってくるので、手の大きい男性は縫いにくそうでした。が、見てくださいこのフィット感が出ました。
針と糸と格闘しながら頑張った甲斐がありましたね。
底材はショルダーを使いスポンジソールで足に馴染みやすくしました
ショルダーとスポンジソールで足馴染みが良さそうです。
経年変化も楽しめます。
イタリアのオイルのたっぷり詰まった伝統的なタンニン鞣し革を使用しました
今回はイタリアの伝統的なタンニン鞣しのオットチェント社のバケッタ オットチェント (Vacchetta800)レザーを使用しました。
素敵なシボ感とオイルがたっぷり詰まってますので経年変化がとても楽しみです。
レザーサンダルが完成しました
工夫が詰まったレザーサンダルになりました。
完成おめでとうございます。