いつもエレガントなパンプスを製作しているSさんです。
今回はカジュアルテイストのスニーカーに初チャレンジしました。
パンプスとは違う工程に戸惑いながらも靴作りの新しい面も発見できた一足となりました。

国産ゴートを使った柔らかいスニーカー

美しい色の革は小笠原染革所のキッドリリアンと言う足あたりの良い革です。
特にソールはクッション性の高いウエッジタイプを選び、歩きやすさとスタイリッシュさを兼ね備えた一足に仕上げました。

カジュアルでスタイリッシュなデザイン

ハイテクスニーカーやオールドタイプなど、スニーカーでもさまざまなデザインがあります。
そのため、どのようなテイストが好みなのか事前にリサーチしたSさんです。
また、すっきりとした形のシンプルな形のスニーカーに決定しました。

履き心地へのこだわり

履き始めの柔らかさにも拘りました。
しなやかで柔らかいのが特徴のゴートの革を選んで足あたりの良さを高めています。
また、履き口にスポンジを入れて足組みを包み込む靴を目指しました。
さらにソールもウエッジタイプにし、クッション性もしっかり確保できました。

パンプスとは異なる紐靴作り

スニーカー作りは、パンプスとは異なる工程が多く含まれます。
特に、甲を覆うパーツや紐靴の型紙の展開、パーツの大きさの決定など、新しい課題に挑戦しました。
初めてのスニーカー作りということで、慎重に作業を進めました。
特に靴底の加工には細心の注意を払いながら進めました。
Sさんは加工の過程を通じて新たな技術を見につっけました。
完成したスニーカーは細部にまでこだわった美しい仕上がりとなりました。

スニーカーの完成おめでとうございます！

どこから見ても素晴らしいです。
完成おめでとうございます！