今回は、こだわり抜いた素材と技法で仕上げた、存在感たっぷりのレースアップブーツをご紹介します。

情熱と緻密さが詰まった、魅力あふれる一足です
今回完成したのは、テンペスティ社の「エルバマット」を贅沢に使用したレースアップブーツ。
さらに製法はハンドソーンウェルテッドを採用しました。
また、スキンステッチ、ブーツホック、飾りステッチなど、細部にまでこだわりが光る一足です。
制作者はブーツを作るために入会されたほどのブーツファン!
今回ももちろん、素材選びから細かな仕様まで、丁寧に計画をたてて完成させました。
革の風合いを活かした、スキンステッチ
本作のつま先には、クラシックな印象を与えるノルウィージャンスプリットトゥを取り入れました。
また、使用した革はイタリア・テンペスティ社のエルバマット。
しっとりとした手触りと深みのある発色が特徴で、手縫いのラインが美しく引き立ちます。
また、レースアップブーツならではの立体感も加わり、足元から上質さが伝わる仕上がりとなっています。
仕上がりを決める、スキンステッチへの挑戦
今回、制作者が特に力を入れたのがスキンステッチ。
何度も練習を重ねて本番に挑み、繊細で均一なステッチを実現しました。
さらにハンドソーンウェルテッド製法との相性も良く、ブーツ全体にクラフト感を添えています。
こうした細部の積み重ねが、レースアップブーツの完成度をより高めています。
ブーツファンならではの工夫が光る仕様
一足目もブーツを選ばれたHさんは、今回もまたまたブーツを製作しました。
ブーツフックを採用し、ぬぎ履きのしやすさも考慮されています。
また、製作前には素材や材料について綿密な資料を準備。
小技の引き出しも豊富で、毎回少しずつ新たな挑戦を取り入れているのが印象的です。
ブーツ愛あふれる一足が、ここに誕生しました。








レースアップブーツおめでとうございます!
こだわり抜いた素敵なレースアップブーツとなりました。
クラシックな雰囲気が上品さを際立たせています。
完成おめでとうございます!