平面から立体に組み立てましたよ。内羽根シューズ。
2021/09/01
ざっくり言うと、靴づくりはタイトルの通りなんです。
のっぺりとした革から、木型に革をそわせる作業で靴の形ができます。
もう少し細かく言いますと、立体の木型にデザインを書いて、一旦平面に戻して型紙を作ります。この平面に戻す、型紙に展開する作業で立体になるための処理を行なって、木型に添わす作業をしていきます。
そんな難しいことできるの?とびっくりされる方、安心してください。
この点からラインを書いてーなど、抑えるポイントはしっかり指示させていただきます!
さて、普段はご趣味で革の鞄や小物を製作されているSさま。
丸みを帯びたつま先が可愛らしい内羽根シューズを作られました。

鞄は手縫いで仕上げていらっしゃるSさま。裁断や折り込みなどの作業は流石です。やはり経験者やお好きな方は道具の持ち方が違います。私思わず「何かやってました?」って聞いてしまいました。
ウェルト縫いや出し縫いに関しては作業の安定感が素晴らしく、一足目とは思えないステッチとなっています!



じっくりと靴づくりに向き合ってくださって、「ほとんどの工程で新しい体験ができました」との事。私達もお手伝いができてうれしく思います!
完成。おめでとうございます。