ノルウィージャンのブーツ。
2019/04/01
ウェルトを手で縫う。
この作業をした方、ぱっかーーーーんっと二つに分かれます。
もう一回してもいいかな派
と
しばらくいいです派(多分もうしない派。含む) です。
と書きましたが、時が経てば、苦労したことは良い思い出となり。
どちらの派の方もまた縫ってしまうのです。ハンドソーンマジックです。(笑)
チャレンジ派のHさん。
今回はノルウィージャンという飾りステッチがついたちょっと凝った製法にチャレンジです。
みなさんが苦戦するミシン。どっこいHさんは素晴らしく上手いです。
迷いないステッチワークにいつもうっとりします。

ノルウィージャンの革は2mmにして使いましたが、厚みのある革を薄くするのがとても苦労しました。漉いてもすいてもちっとも終わらない作業にくじけそうになりながら頑張りました!!
糸を3本使っての縫い付けは、どの糸をどっちに縫っていいか迷いつつ。大きなミスもなく縫い切り、順調に作業を進めていただきました。
最後の底付けは、ソールのカーブを削り出すのが難しいウェッジソールです。
削り出しもちょっと苦戦しましたが、あっさりと完了。
工程を思い出しながら書いていますが、2足目は技術的に難しい作業をこれでもか!!!!と取り入れてます。
そして、多少苦戦はしましたがさらりとこなしたHさん。
器用です。

それでは、Hさんの力作をご覧ください。



完成。おめでとうございます。